Rockwell Automationとは?事業内容・主要製品をわかりやすく解説 | 愛電株式会社

Rockwell Automationとは、アメリカ・ウィスコンシン州ミルウォーキー州に本社を置く、産業オートメーションと産業情報に特化した世界最大級の企業です。ニューヨーク証券取引所(NYSE:ROK)に上場し、世界100ヵ国以上の顧客に対して、PLC(プログラマブルコントローラ)やドライブ、産業用ソフトウェアなどを提供しています。代表的なブランドには「Allen-Bradley」と「FactoryTalk」があり、製造現場のオートメーション化からスマートファクトリー化まで幅広く対応しています。
本記事では、Rockwell Automationの事業概要、主要製品、特長をわかりやすく整理して解説します。
目次[非表示]
- 1.Rockwell Automationの基本情報
- 2.3つの柱
- 2.1.インテリジェントデバイス
- 2.2.ソフトウェア&コントロール
- 2.3.ライフサイクルサービス
- 3.主要製品・ソリューション
- 3.1.Allen-Bradley ControlLogix / CompactLogix
- 3.2.PowerFlexシリーズ
- 3.3.FactoryTalkソフトウェア群
- 3.4.Studio5000
- 3.5.PlantPAx
- 4.Rockwell Automationが製造業から注目される理由
- 4.1.1. グローバル標準化によるTCO(総所有コスト)の低減
- 4.2.2. アメリカでの圧倒的なシェア
- 4.3.3. サイバーセキュリティ・コンプライアンス対応
- 4.4.4. スマートファクトリー / DX推進ロードマップへの適合性
- 5.よくある質問(FAQ)
- 5.1.Q1. Rockwell Automationはどこ国の会社ですか?
- 5.2.Q2. Allen-BradleyとRockwell Automationはどう違うのですか?
- 5.3.Q3. Rockwell Automationの製品はどのような業種で使われていますか?
- 5.4.Q4. 日本でRockwell Automation製品を購入するにはどうすればよいですか?
- 6.まとめ
- 6.1.お問い合わせ
Rockwell Automationの基本情報
設立 | 1903年 ※前身のCompression Rheostat Company |
|---|---|
本社 | アメリカ・ウィスコンシン州ミルウォーキー |
上場 | ニューヨーク証券取引所(NYSE:ROK) |
従業員数 | 約28,000人以上 |
事業展開 | 世界100ヵ国以上 |
主要ブランド | Allen-Bradley / FactoryTalk |
事業領域 | 産業オートメーション、産業ソフトウェア、デジタルトランスフォーメーション |
日本国内 | ロックウェル オートメーションジャパン株式会社 |
Fortune 500にも名を連ねる同社は、単なる機器メーカーではなく「コネクテッド・エンタープライズ」というコンセプトのもと、現場の制御機器から本社のデータ活用までを一気通貫でつなぐソリューションを提供している点が特徴です。
3つの柱
インテリジェントデバイス
電力制御、モーションコントロール、安全機器、センシング、産業用コンポーネントなど、現場の制御を担うハードウェア群
ソフトウェア&コントロール
PLCや産業用PC、産業用ソフトウェアを含む、生産オートメーションと生産運用プラットフォームの統合ポートフォリオ。ITとOT(運用技術)を融合させ、コネクテッド・エンタープライズを実現する中核部分
ライフサイクルサービス
サイバーセキュリティやDX戦略・設計を含むコンサルティング、グローバルでのプロジェクト管理・導入支援、保守を含むコネクテッドサービス
主要製品・ソリューション
製造現場で良く名前が挙がる主要製品は以下の通りです。
Allen-Bradley ControlLogix / CompactLogix
製造現場の中核を担うPLC(プログラマブルロジックコントローラ)シリーズ
PowerFlexシリーズ
モーター制御用のACドライブ
FactoryTalkソフトウェア群
生産監視・データ収集・分析を行うSCADA / MES関連ソフトウェア
Studio5000
制御システムの設計・プログラミング環境
PlantPAx
制御システムの設計・プログラミング環境
これらは単体の機器としてではなく、相互に連携することで「データに基づく意思決定」を現場から会社全体まで届けることを目的に設計・プログラミング環境
Rockwell Automationが製造業から注目される理由
機器選定は現場の技術担当者が主導することが多いものの、企業として導入を検討する際には、現場の使いやすさだけでなく、現場の使いやすさだけでなく、全社的な視点も重要になります。Rockwell Automationが多くの製造業から評価される理由は、次の4点に整理できます。
1. グローバル標準化によるTCO(総所有コスト)の低減
工場・拠点ごとに異なるメーカーの機器が混在すると、保守部材の管理や技術者教育のコストが膨らみます。Allen-Bradleyを標準プラットフォームとして採用することで、保守部品の共通化、技術者育成の効率化、トラブル対応のスピードアップが期待できます。
2. アメリカでの圧倒的なシェア
Rockwell Automationの主力ブランドであるAllen-Bradleyは、本国アメリカにおいてPLC(プログラマブルロジックコントローラ)市場の50%以上を占めるとされ、自動車産業をはじめとする数多くの大規模工場で事実上の標準(デファクトスタンダード)となっています。同社の売上の半分以上は北米市場によるもので、本国市場で確立された圧倒的な地位が、グローバルでの技術開発力や長期的なサポート体制を支える基盤となっています。
3. サイバーセキュリティ・コンプライアンス対応
ライフサイクルサービス事業の一環として、OT環境のセキュリティ対策を専門領域として提供しており、近年強化が求められる工場のセキュリティガバナンス対応にも活用できます。
4. スマートファクトリー / DX推進ロードマップへの適合性
現場のセンサーデータをFactoryTalkなどのソフトウェアで収集・可視化し、データに基づく判断につなげる「コネクテッド・エンタープライズ」の考え方は、生産性向上だけでなく、データドリブンな意思決定基盤の構築にも直結します。
よくある質問(FAQ)
Q1. Rockwell Automationはどこ国の会社ですか?
A. アメリカ合衆国の企業です。本社はウィスコンシン州ミルウォーキにあり、ニューヨーク証券取引所に上場しています。(証券コード:ROK)
Q2. Allen-BradleyとRockwell Automationはどう違うのですか?
A. Allen-BradleyはRockwell Automationが展開する主要ブランドの一つで、PLCやどら部などの制御機器に使われています。会社名がRockwell Automation、製品ブランド名がAllen-Bradleyという関係です。
Q3. Rockwell Automationの製品はどのような業種で使われていますか?
A. 自動車、食品・飲料、医薬品、半導体、化学、エネルギーなど、幅広い製造業で導入されています。PLCやドライブといった汎用性の高い制御機器に加え、業種特化型のソリューションも提供されています。
Q4. 日本でRockwell Automation製品を購入するにはどうすればよいですか?
A. 各地域の正規代理店を通じて購入・見積もり依頼が可能です。代理店経由では、現地サポートや短納期対応などのメリットがあります。
まとめ
Rockwell Automationは、PLCやドライブといった現場機器から、FactoryTalkに代表される産業ソフトウェア、さらにはサイバーセキュリティやDXコンサルティングまでを一社で提供する、産業オートメーション分野のグローバルリーダーです。導入を検討する際は、単一機器の性能比較だけでなく、グローバル標準化によるTCO低減、アメリカ国内での圧倒的なシェアに裏付けられた技術力・実績、セキュリティ対応力、そして導入後を支える代理店体制まで含めて評価することがで、最適な判断につながります。
お問い合わせ
導入をご検討の際は、ぜひ愛電株式会社までお気軽にご連絡ください。


